
SHIBUYA109を運営するSHIBUYA109エンタテイメント(東京・渋谷)は9日、10代後半から20代前半の女性を対象にした2026年のトレンド予測の調査結果を発表した。「スマホなし旅行」などSNSを通じたコミュニケーションの疲れを反映して、少人数やオフラインで楽しむ体験が多く挙がった。
調査は10〜11月、同社の会員組織に所属する15歳〜24歳の女性を対象にインターネット上で実施。有効回答数は401だった。「モノ・コト部門」「カフェ・グルメ部門」など6部門から構成する。
モノ・コト部門ではほかに、好きなパーツを組み合わせて自分で作れるアクセサリーや腕時計を指す「イタリアンチャーム」などが入った。他人とかぶらないように自分好みにしたり、友人とおそろいにしたりして楽しむ。

カフェ・グルメ部門ではペットボトル飲料よりも大容量なドリンク「デカドリンク」や「ベーグル」が挙がった。すでに中国や韓国発祥の食トレンドに注目が集まっている。中国飲料チェーン最大手、蜜雪氷城(MIXUE、ミーシュエ・グループ)が展開するドリンク専門店「MIXUE」は100円台で購入できる。

キャラクター部門では人気アニメ「ケロロ軍曹」が流行すると予測する。平成初期に女子小学生の間で流行した商品などを再評価する「平成女児」ブームを背景に、2000年代の人気漫画「きらりん☆レボリューション」なども入った。
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