10日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均は前日の終値より500ドル近く上昇し、約1カ月ぶりに4万8000ドル台をつけて取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が3会合連続の利下げを決めたことなどを受け、幅広い銘柄で買いが優勢となった。

 ダウ平均の終値は、前日より497.46ドル(1.05%)高い4万8057.75ドルだった。金融やエネルギー関連の銘柄を中心に買われた。FRBは10日、米連邦公開市場委員会(FOMC)で、労働市場が弱含んでいるなどとして0.25%幅の利下げを決めた。利下げが景気刺激につながるとの見方から、株を買う動きにつながった。

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