京浜急行電鉄は、賞味期限内が近いパンや焼き菓子などを割引価格で購入できる「SDGsロッカー」を11日に京急線金沢文庫駅（横浜市）の構内に設置したと発表した。15扉のロッカーを備え、決済方法は交通系電子マネー、クレジットカード、QRコードに対応する。
賞味期限内でありながら廃棄される食品を販売することで、食品ロスの削減や廃棄物による二酸化炭素（CO2）の削減、沿線利用者のサステナブル意識の醸成、行動変容につなげるきっかけ作りを目指す。
京急グループの京急ロイヤルフーズ株式会社と共同で実施する取り組みで、横浜市やヨコハマSDGsデザインセンター（横浜市）が推進するSDGsロッカー設置の取り組みに賛同して実施する。
京急線では金沢文庫駅の設置が第1号機となり、年間約1.5トンの食品ロス削減を見込む。ヨコハマSDGsデザインセンターによると、SDGsロッカーの設置は2024年1月から実施しており、今回で11カ所目となる。合計で年間約22.2トンの食品ロス削減効果を期待できるという。
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