結婚式場運営などを手掛けるアイ・ケイ・ケイホールディングス(IKKHD)が11日に発表した2024年11月〜25年10月期の連結決算は、純利益が前の期比15%増の19億円だった。売上高や営業利益は減ったが、税効果会計の企業分類の変更に伴い繰り延べ税金資産が増加し最終増益となった。
売上高は3%減の224億円だった。主力の婚礼事業では挙式・披露宴などの1組当たりの単価は増加したものの、施行組数の減少を補えなかった。物価の高騰、販管費の増加などが響き、営業利益は27%減の18億円だった。
26年10月期は売上高が前期比2%増の228億円、純利益が63%減の7億2000万円を見込む。ブライダル3店舗の開業費用や既存店の改装などで先行投資が膨らむ。
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