11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続伸し、前日比646・26ドル高の4万8704・01ドルと終値の最高値を更新して取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利上げに否定的な姿勢を示したことで、米景気の先行きに対する期待感が広がり、買い注文が膨らんだ。
FRBは前日の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決定。パウエル氏はその後の記者会見で、今後の追加利下げは慎重に見極める姿勢を示したものの、利上げに対する積極的な姿勢も示さなかった。投資家にくすぶっていた利上げへの警戒感が後退した。(共同)
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