東京都がX（ツイッター）で「年間1.5兆円もの都税が都民のために使われず、全国に分配されているってホント！？」と投稿した内容が話題になっています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「東京都の税金の偏在是正措置」を解説します。
Q 東京都はどんな投稿をしたの？
A Xに投稿されたのは、税財源を東京から地方に振り向ける「偏在是正措置」についての都の考えです。「偏在是正の名の下に、（既に）年間約1・5兆円が国に奪われ、地方交付税等として分配されています」と投稿されました。
Q どんな反応があったの？
A 11日午後4時半現在で表示回数は680万回を超え、「是正すべき偏在がありすぎる」「これはふざけるなだね。東京の若者が納めた税金が田舎に流れている」、「都vs地方、という対立であおる話でない」など、さまざまなコメントが寄せられました。
Q どうしてこんな投稿をしたの？
A 都の担当者は「他の自治体を批判する意図はなく、あるべき地方自治について投げかけさせてもらった」と話しています。
Q 小池百合子知事はなんと言っているの？
A 小池知事は5日の定例記者会見で「偏在というならば、どこに偏在があるのか」などと述べました。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
