電気炉鋼材は高炉と比べて二酸化炭素の排出量が少なく、環境に配慮した資材として注目されている

ヨドコウと中山製鋼所は12日、業務提携の基本合意書を締結したと発表した。中山製鋼所は電気炉での鋼材製造、ヨドコウは鋼材の圧延やメッキ加工を手掛けており、電気炉鋼材の製造で垂直連携する。業務提携の開始日は未定とする。具体的な提携方法は明かしていない。

電気炉鋼材は鉄スクラップをリサイクルして作る鋼材で、鉄鉱石から作る高炉より二酸化炭素の排出量を大きく削減できる。電炉鋼材の生産拡大が続いており、中山製鋼所は5月、日本製鉄と共同出資会社を設立して電炉を新設すると発表していた。

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