ニッスイは16日、サーモンの養殖や加工・販売を手がけるチリのペスケラ・ヤドラン(PY社)を完全子会社化すると発表した。1億3300万ドル(約205億円)を投じ、2026年1月上旬に全株式を取得する。ニッスイは養殖事業を重点成長分野としており、サーモンの養殖規模や販売網を拡大させる。
ニッスイは連結子会社であるチリのサルモネス・アンタルティカ(SA社)を通じてPY社の全株式を取得する。PY社はアトランティックサーモンを養殖し、米国など海外市場への販売チャネルを持つ。SA社はトラウトやギンザケといったサーモンを養殖しており、取り扱う魚種を増やして売り上げ拡大につなげる。
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