
ソニーグループとホンダが出資するソニー・ホンダモビリティは18日、2026年に発売する電気自動車(EV)「AFEELA(アフィーラ)1」でソニーグループのゲーム機「プレイステーション(PS)」を遠隔で遊べるようにすると発表した。移動中や停車中の同乗者のエンタメ体験を向上させる。
PS5かPS4を所有していることが条件だ。自宅のPSにアフィーラをネットワーク経由でつなぐ。後部座席用のディスプレーに映像を表示し、車内の音響設備からゲームの音楽や効果音を再生する。アフィーラは常にネットワークに接続されているため、走行中でも遊ぶことができる。
自宅にいる人と対戦したり協力したりして遊ぶこともできる。ただしPSやコントローラーを複数所有していても車内で同時に遊べるのは後部座席の1人だけだ。過去の展示会では運転席の前にあるディスプレーで遊ぶデモンストレーションを実施したことがあった。
川西泉社長兼最高執行責任者(COO)は「お客様の移動体験そのものを、これまでにない最高レベルのエンターテインメントへと進化させます」とコメントした。
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