
電子情報技術産業協会(JEITA)は26日、7月のパソコン出荷台数が前年同月比45.8%増の84万5000台だったと発表した。出荷金額は同43.2%増の971億円だった。米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」のサポート終了に伴う買い替えが進み、台数・金額ともに13カ月連続で前年同月を上回った。
ノートPCの出荷台数は47.6%増の73万台、出荷金額が43.2%増の821億円だった。小中学生に1人1台ずつ学習用端末を配る政府の「GIGAスクール構想」向けノートPCの買い替えが進む。ノート型の中でも持ち運びに適した「モバイルノート」はGIGAスクール需要で台数が63.7%増の42万3000台、金額が46.4%増の440億円と伸びた。
法人需要でデスクトップ型も好調で、出荷台数は35.5%増の11万4000台、出荷金額は43.1%増の150億円だった。

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