建設業向けの原価管理システムを手がける建設ドットウェブ(金沢市)は18日、クラウド上で人事労務ソフトを提供するSmartHR(東京・港、スマートHR)と連携すると発表した。原価管理と人事労務のデータを連携させ、建設事業者の業務効率を高める。建設業界は2024年から残業時間の上限規制が適用され、精緻な労務管理が必要になっており、需要が見込めると判断した。
建設ドットウェブのクラウド上の労務管理システム「どっと原価3」とSmartHRのソフトを連携させる。労務に関するデータなどを二重に入力する必要がなくなり、効率的な管理ができる。現場や外出先からも使うことができ、事務と現場の作業員の双方の負担を軽減する。
どっと原価3は工事に絡む情報や原価をシステム上で一元的に管理できる。建設業界では資材の高騰などを受けて綿密なコスト管理が必要になっており、収益をリアルタイムで把握できることを訴えて拡販を図っている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。