TOPPANホールディングス傘下のTOPPANエッジ(東京・港)は、ドローンの自動管制システムなどを手掛けるFaroStar(ファーロスター、埼玉県寄居町)と協業を始めたと発表した。TOPPANエッジのメッセージ配信サービスと、ファーロスターの監視用ドローンを組み合わせた林野火災検知・通知サービスを提供する。行政や自治体に対して展開し、2030年までに300件以上の採用を目指す。
新サービスでは、まずファーロスターの監視用ドローン「Grabee(グラビー)」で、火災の早期発見や位置情報の推定を行う。ドローンに搭載した赤外線カメラで災害現場の映像を撮影し、人工知能(AI)による映像解析・位置推定技術で炎や人、動物などを判別、リアルタイムで熱源の位置を推定する。
検知した火災情報は、ファーロスターの災害情報共有アプリ「FaroStarVision(ファーロスタービジョン)」に自動登録される。発生位置や火災範囲がアプリ内の地図にリアルタイムで表示され、正確な位置を把握できる。
同アプリと、TOPPANエッジのメッセージ配信サービス「EngagePlus(エンゲージプラス)」が連携し、携帯電話番号を使ったショートメッセージサービス(SMS)や共通メッセージサービス「+メッセージ」を通じて、事前に登録した消防関係者に火災に関する情報を自動で一斉配信する。
SMSはメッセージの到達率や開封率が約80%と高く、重要な情報を届けやすい。+メッセージでは送信元の企業・団体名が表示されるほか、ボタン操作でファーロスタービジョンの地図イメージに遷移したり、「出動可・不可」などの回答をしたりできる。
本記事は編集プロセスの一部で生成AIの技術を活用しています。生成結果はそのまま利用せず、編集者・記者が確認・加筆・修正したうえで掲載しています。鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。