
サンドラッグが14日発表した2025年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比9%増の79億円だった。ドラッグストア、ディスカウントストアの両業態で食品の売り上げが好調だった。医薬品や化粧品などの仕入れ価格を抑えたほか、店舗運営の省人化も進め利益率が改善した。
売上高は7%増の2076億円、営業利益は12%増の122億円だった。ディスカウントストア業態では4〜6月期の既存店売上高が4%増だった。同業態は売上高に占める食品の比率が6割強と高い。食品の市中価格の上昇に伴って客単価が伸びた。食品の売上高は1割増だった。
ドラッグストア業態でも食品の売上高が1割増えた。インバウンド(訪日外国人)の増加に伴い、医薬品や化粧品の売り上げも伸び、ドラッグストアの既存店売上高は1%増だった。
26年3月期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比6%増の8500億円、純利益は3%増の317億円を見込む。
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