完全栄養食「おにもち」を開発したvitomの林幹晟さん

忙しい毎日の中でどうやってバランスのとれた食事をするか――。そんなニーズに応えようと、完全栄養食の開発が盛んになっています。スタートアップのvitom(ヴィトム、東京・品川)の「おにもち」もそうした商品の一つです。

栄養面に加え、食事の楽しさにも配慮したのが特徴です。創業者の林幹晟さんはラジオNIKKEIの「農(アグリ)のミライ」で、「大学の授業が忙しくて、食事の時間がとれなかった」ことが開発の原点と話しました。

完全栄養食の魅力は、偏りなくさっと栄養をとれる点にあります。簡便さゆえに食べる場所を選びません。林さんは「宇宙食にもできる。将来は火星に持って行けるような商品をつくりたい」と語りました。ポッドキャストで配信中です。

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ラジオNIKKEI「農(アグリ)のミライ」は、農業や食をめぐる未来志向の取り組みを深掘りする番組です。番組サイトはこちらからアクセスできます。https:/www.radionikkei.jp/agri/
  • 著者 : 吉田 忠則
  • 出版 : 日本経済新聞出版
  • 価格 : 1,980円(税込み)
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    吉田忠則(よしだ・ただのり)
    農政から先進農家、スマート農業、植物工場、さらにカリスマシェフや外食チェーンなど「食と農」に関するテーマを幅広く取材してきた。著書に「見えざる隣人」「農は甦る」「コメをやめる勇気」「農業崩壊」。中国の駐在経験も。X(旧Twitter)は@nikkei_yoshida

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