
象印マホービンは22日、2025年11月期の連結純利益が前の期比7%減の59億円になる見通しだと発表した。従来予想(26%減の48億円)から11億円上振れする。炊飯器の最上位モデル「炎舞炊き」や加湿器などの販売が伸びたほか、為替差損の縮小や香港企業の子会社化に伴う負ののれん発生益の計上が寄与した。
売上高は5%増の911億円、営業利益は25%増の74億円と、それぞれ従来予想から11億円、4億円上方修正した。国内で高価格帯商品の販売が増えたほか、円安による原材料の輸入コスト上昇分を価格に転嫁するなどし、収益が想定よりも改善した。
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