三井住友トラストグループは23日、三井住友信託銀行社長の大山一也氏が社長に就任する人事を発表した。高倉透社長は代表権のない会長に就く。三井住友信託銀社長には米山学朋専務が昇格する。いずれも2026年4月1日付。グループとしては約5年ぶりのトップ交代となる。
東京都内で行われた記者会見で、大山氏は「投資の力で資金を動かす大きなうねりを巻き起こす。その覚悟で未来を切り開く挑戦を続けていく」と抱負を語った。また、デジタル分野にもたけている米山氏は、「人工知能(AI)投資を含め、積極的にやっていきたい」と決意を述べた。
記者会見する三井住友トラストグループの大山一也次期社長=23日午後、東京都千代田区
記者会見する三井住友信託銀行の米山学朋次期社長=23日午後、東京都千代田区
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