ビッグカメラ有楽町店のテレビ売り場(東京都千代田区)

電子情報技術産業協会(JEITA)は24日、11月の薄型テレビ国内出荷台数が前年同月比1.7%増の43万1000台だったと発表した。出荷金額は3.8%減の387億円だった。60型以上の大型テレビは前年同月より増えたものの、単価下落が出荷金額を押し下げた。

型別で見ると60型以上が7万1000台で前年同月比24.1%増加した。30〜39型が3.8%増の8万3000台、40〜49型が2.5%減の11万6000台、50〜59型が1.8%減の12万2000台だった。パネル種類別で見ると、有機ELテレビは39%減の2万3000台だった。

同日発表した民生用電子機器全体の国内出荷金額は4%減の907億円だった。カーナビなどのカーAVC機器は4%減の380億円だった。国内の新車販売台数の減少影響を受けた。台数ではカーナビは15.1%減の20万6000台、ディスプレーオーディオは53.5%増の6万6000台だった。

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