
スマートフォン向け携帯充電器のレンタルサービスを手掛けるINFORICH(インフォリッチ)は24日、冬のモバイルバッテリー発火事故防止に向けて、空港や駅などで安全啓発キャンペーンを開始した。
リチウムイオン電池を内蔵したモバイルバッテリーの発火事故は年々増えつつある。夏場に高温環境で放置することで発火するイメージが強いが、インフォリッチによると冬にも室内外の寒暖差など特有のリスクがあるという。
寒い屋外から暖かい室内に入るとバッテリー内部に結露が発生してショートする可能性がある。超低温下での急速充電もショートの原因になる。インフォリッチの担当者は「バッテリーが室温になじむまで待ってから充電するとよい」と話す。
さらに、ストーブやヒーターの近くで充電を続けたり機器を放置したりすると夏同様に熱暴走を引き起こすことにつながるという。
インフォリッチは2026年1月12日まで、空港や駅などに設置したレンタルスポットで安全利用の啓発映像を流し、公共交通機関の利用者に安全使用を呼びかける。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。