日本マクドナルドは26日、サンリオの人気キャラクター「シナモロール」のハッピーセットの販売を延期すると発表した。発売日を8月29日から9月12日に変更する。人気ゲーム「ポケットモンスター(ポケモン)」をテーマにしたハッピーセットで転売目的の大量購入や食品廃棄などの問題が生じたことを受けた見直し策の一環。
延期するキャンペーンは「ほんのハッピーセット『シナモロールとあそぼう!』」。期間中は過去のハッピーセットで配布した玩具を提供する。
8日に販売したポケモンのハッピーセットを巡っては、転売目的の消費者による大量購入が問題となった。9〜11日の3日間は「ピカチュウ」や「ヒトカゲ」などの玩具に加え、ポケモンカードもつく内容だったため、転売目的の消費者が殺到。初日の9日に多くの店舗でポケモンカードの配布が終了する事態になった。
マクドナルドはすでに29日から実施予定だった人気漫画「ワンピース」のカードがおまけとしてつく子供向け「ハッピーセット」の販売見送りを決めている。シナモロールのハッピーセットについても販売を延期し転売対策を強化する。
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