焼酎などの生産が盛んな九州・沖縄。若者の酒離れなどが進むなか、各社は海外で人気が高いウイスキーへの参入などを進めています。樽(たる)で焼酎を熟成している鹿児島のメーカーや、2種類の酵母を活用してゼロから挑む福岡の甘酒メーカー――。連載コラム「九州・沖縄 フードBiz」では、新たな需要開拓に取り組む酒造会社を紹介しています。

鹿児島の小正醸造、ウイスキーを柱に 焼酎の樽熟成生かし欧州挑む


小正嘉之助蒸溜所は、蒸留器などを見学できるツアーを拡充した(鹿児島県日置市)
老舗焼酎メーカーの小正醸造(鹿児島県日置市)が事業の柱にしようと、ウイスキーに力を入れている。国際的な品評会に毎年入賞するなど欧米で評価が高く、蒸留所の見学ツアーにより国内外にファンを拡大。蒸留酒を樽で熟成するノウハウが強みで、ウイスキー効果で欧州ではなじみが薄い焼酎の認知度向上にもつなげる。…記事を読む

熊本発ウイスキー、究極の樽熟成追求 ワイナリーなどのノウハウ結集


ワイナリーなどのノウハウを生かした「究極の樽熟成酒」に挑んでいる(熊本県山鹿市)
山鹿蒸溜所(熊本県山鹿市)が今秋発売したシングルモルトウイスキーが完売になるなど注目を集めている。樽で3年以上熟成した商品の第1弾で、甘みや酸味が複雑に絡み合う味わいという。同社は2021年にウイスキーに参入。関連会社のワイナリーなどのノウハウを結集した「究極の樽熟成酒」を追求している。…記事を読む

三和酒類、「いいちこ」より長いワイン史 生産5割増へ


安心院葡萄酒工房の醸造所では、ワインの熟成が進む(大分県宇佐市)=三和酒類提供
麦焼酎「いいちこ」で知られる三和酒類(大分県宇佐市)は、ワインの醸造で焼酎よりも長い50年以上の歴史を持つ。同市安心院(あじむ)地区にブドウの自社農場とワイナリーを構え、国内のコンクールで最高賞に選ばれるなど品質も高い。ワイン市場が拡大するなかで生産を強化し、2030年ごろに現在の5割増となる年間30万本をめざす。…記事を読む

瓶入り甘酒の篠崎、ゼロから挑んだウイスキー 独自風味で海外開拓


新道蒸溜所の蒸留器。アジアを中心にウイスキー愛好家や流通関係者らが見学に訪れる(福岡県朝倉市)
瓶入り甘酒で国内シェア1位の篠崎(福岡県朝倉市)が、ウイスキーで海外市場の開拓を進めている。同社は日本酒なども手掛けるが、国内市場は若者の酒離れなどで縮小傾向のため、ゼロからウイスキー造りに挑戦。2種類の酵母を活用した独自の風味を強みに、甘酒に次ぐ事業の柱に育成する考えだ。…記事を読む

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。