
関西では近鉄百貨店が2日、2026年の初売りを実施した。働き方改革などで開業日を3日にする百貨店も多いなか、近鉄百はあべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)をはじめ、全店をオープンした。2000万円を超える福袋などを発売し、国内客を主要ターゲットとする商品戦略で初売りにのぞんだ。
あべのハルカス近鉄本店は前年より300人多い2400人が朝から行列をつくり、予定より20分早い午前9時10分に開店した。食品や衣料品を中心に約3万個の福袋を用意。近年は中身の数や種類が購入前に分かるよう袋を透明にした商品を増やしている。日本人客が開店直後に1000万円と300万円の絵画を購入し、好調な滑り出しをみせた。

目玉の商品は純金製のタカのオブジェの福袋で、価格は新年にちなんで2026万円にした。近鉄百の26年の初売りとしては最高額になる。浅野裕志・販売推進課長は「国内客の高額品に対する消費意欲は底堅く、初売りへの期待感は大きい」と話した。
例年の初売りは、日本人だけでなくインバウンド(訪日外国人)の客数も伸びる。日中両国の外交関係の悪化により中国人向けの販売には不透明感があるが、浅野氏は「中国人客の姿は以前より少ないものの、欧州系とみられる来店客も多く、訪日客全体としては一定の客数を確保できそうだ」と語り、安堵の表情を浮かべた。
阪急うめだ本店(大阪市北区)や高島屋大阪店(大阪市中央区)など、大阪に店舗を構える他の百貨店は3日に開業する。
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