▼海賊版サイト 漫画やアニメ、映画などのコンテンツを著作権者や出版社の許可なく複製し、不正に公開しているウェブサイト。「無料」や「見放題」とうたって閲覧者を増やし、サイト内で表示する広告を収入源としているケースが多い。国内外で拡大しており、「ただ読み」による被害が深刻化している。

デジタル化の進展やスマートフォンの普及が横行の背景にある。特に海外で人気の高い日本の漫画を不正公開している海賊版は多い。一般社団法人ABJが調査したサイトでは英語や日本語のほか、中国語やベトナム語、スペイン語などが使われていた。
国内では2018年に閉鎖された「漫画村」を巡る事件以降、摘発や民事訴訟による対応が続く。東京地裁は25年11月、サイト運営者にサービスを提供した米IT大手のクラウドフレアに約5億円の賠償命令を出した。海外ではブラジルや中国の現地当局が摘発した事例がある。ただ根絶は難しく、閉鎖後に別のサイトが立ち上がるなど「いたちごっこ」の状態が続いている。
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