企業が採用活動に人工知能(AI)を導入する動きが広がっています。単なる業務の効率化だけでなく、就活生がより良い体験を得られるように工夫されているのが特徴です。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「採用活動とAIの活用」について解説します。
Q AIを使った採用って、どんなことをしているの?
A 例えば、取り組みが進んでいるソフトバンクでは、最初の選考で応募者が話す様子を撮影した動画を提出してもらい、AIがその動画を解析して合格かどうかを判断する方法を取り入れています。
Q どうして動画を使うようになったの?
A 以前はエントリーシート(ES)を使っていましたが、学生が生成AIで文章を書くことが増えたため、「もはやES選考に意義を感じない」として動画形式に切り替えたそうです。
Q AIを使うとどんな良いことがあるのかな。
A 作業時間や手間が大幅に減るだけでなく、面接官の「好み」による偏りが少なくなり、公正に評価できるようになったといいます。
Q AIはどんな基準で評価しているの?
A 経験豊富な面接官が重視する約50~60項目をAIに組み込んで、応募者の話し方や内容などを細かくチェックしています。
Q AIを使うことに、就活生は抵抗なかったのかな?
A むしろ、テクノロジーを活用する先進的な企業だと感じたり、公正に評価されていると安心したりする人が多いようです。クレームも一度もなかったそうです。
Q AIを使うことで、問題は起きていないの?
A 海外では、AIが性別や人種などで偏った判断をしてしまい、雇用差別につながった事例もありました。米国では規制の法律もできています。
Q 日本の企業はどうしているの?
A ソフトバンクでは、AIが不合格と判定しても人間の担当者が動画を再評価し、基準に達していれば選考を通過させるなど、慎重に対応しています。
採用活動でAIを使う企業が増えていますが、すべてをAI任せにせず、人間が関わる部分を残すことが大切だと専門家は指摘しています。
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