
戸田建設やENEOSホールディングス子会社のENEOSリニューアブル・エナジー(ERE、東京・港)、INPEXなどは5日、長崎県五島市沖で浮体式洋上風力発電所の運転を始めたと発表した。出力2100キロワットの風車を8基置き、電気は五島市内に供給する。商用規模の浮体式が稼働するのは国内で初めて。
発電所には戸田建設やERE、大阪ガスやINPEX、関西電力、中部電力が参画している。合同で設立した五島フローティングウィンドファームが開発や運営、管理を担う。風車は日立製作所製を採用し、風車を支える基礎の設計と施工は戸田建設が担った。2022年8月から海上工事を進めていた。
洋上風力には風車を海底に固定する「着床式」と、海に浮かべる「浮体式」がある。現在は着床式が主流だが、浮体式は深い海にも対応できる。四方を海に囲まれた日本では導入余地が大きいと見て、政府は40年までに1500万キロワット以上の案件形成を目指している。
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