マンダムは5日、創業家出身者らによるMBO(経営陣が参加する買収)に向けたTOB(株式公開買い付け)期間を20日まで再延長すると発表した。従来は5日としていたが、期限までにマンダム株を0.75%保有する小川香料(東京・中央)が応募を決めたためだ。延長は5回目となる。1株2520円のTOB価格は維持する。

マンダムのMBOを巡っては、投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズ系のカロンホールディングス(HD)が2025年9月26日から1株1960円でTOBを始めた。一方、村上世彰氏の長女の野村絢氏らが「著しく割安」として2割強を買い集めた。こうした状況を受けてカロンHDは2520円へ引き上げ、野村氏らは応募契約を結んだ。

その後、マンダムは「第三者候補者から、マンダム株式の非公開化に関する法的拘束力のない意向表明書を受領した」と発表した。日本経済新聞の取材では、米投資ファンドのKKRがカロンHDのTOB価格よりも1割強高い1株2800円以上とする案をマンダムに提示している。

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