
名古屋市内の主要百貨店(4社5店)が5日発表した2025年の売上高(速報値)は24年比3%増の4831億円だった。株高で高額消費が伸び、インバウンド(訪日外国人)客による免税品売り上げの伸び悩みを補った。2月に閉店を控えた名鉄百貨店は閉店セールや外商向け美術品ギャラリーで売り上げが伸びた。
名鉄百貨店は10%増の413億円だった。25年5月に開業した富裕層向けに美術品などを販売する「M's ROYAL GALLERY(エムズロイヤルギャラリー)」などが好調で、高級品の売り上げが伸びた。11月下旬からの閉店セールも好調で12月の売り上げは前年同月比29%増の50億円だった。

JR名古屋高島屋は前年比3%増の2200億円で、暦年として過去最高の売り上げとなった。免税品売り上げは落ちこんだが、国内顧客売り上げで補った。食品売り上げは開店25周年記念の催事などを多く実施し、前年比1割増となった。
松坂屋名古屋店は3%増の1355億円だった。本館と北館の大規模改装が終わったことや、25年9月に実施した外商限定の行事などが売り上げを伸ばした。免税品は好調だった24年の反動減が大きく2割減となった。
名古屋三越の栄店、星ケ丘店の両店を合わせた売上高は1%減の862億円だった。免税品が落ち込み海外ブランド品などを含む特選品は1割減だった。
24年12月の5店合計の売上高は前年同月比5%増の561億円だった。
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