記者会見に臨む達増拓也岩手県知事(6日、県庁)

岩手県はスタートアップ育成に乗り出す。シンガポールのベンチャーキャピタル、インシグニア・ベンチャーズ・パートナーズと連携し、秋に国際会議を開く。達増拓也知事は6日の記者会見で「岩手を日本・世界の中でスタートアップの一大拠点にする。その第一歩を今年踏み出せればと思う」と述べた。

国際会議は2日間の日程で盛岡市で開く方向で調整している。起業を目指す人に加え、新興企業への投資を考えている層の参加を見込む。2027年以降の定期開催につなげたい方針で「世界に開かれた新たなスタートアップ・エコシステム(生態系)を構築する」(達増知事)という。

県は26年度に起業家や投資家のためのアカデミーの開設準備も進める。27年度以降に開設する見込みだ。スタートアップ人材育成も手掛けるインシグニアの協力を仰ぐ。

達増知事は「岩手には何でもあるが唯一お金がない。岩手の持つ可能性を生かすため、世界のマネーを県民生活・県民経済の発展に活用したい」と県内へ投資を呼び込む考えを示した。

達増知事は24年に中国・大連市で開かれた夏季ダボス会議に参加しインシグニアのインラン・タン最高経営責任者(CEO)と面識を得た。

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