ENEOSホールディングス(HD)の主要会社、ENEOSは北米で港にとまる船舶向けに製造時の環境負荷が少ないメタノール燃料を供給できるか検討を始めたと発表した。日本郵船や米国企業と進める。船舶の主な燃料である重油をメタノールに切り替え、運航における二酸化炭素(CO2)を減らす。

ENEOSが出資する英C2X(シーツーエックス)が2029年内に米ルイジアナ州で再生可能エネルギー由来の水素とCO2を混ぜたメタノールの製造を始める。英C2Xからメタノールを調達する。常温常圧で液体として運べるため輸送の手間が少ない。船舶がとまる港まで専用の船で燃料を運び直接供給する。

国際海事機関(IMO)は50年までに海運業界で温暖化ガス排出量ゼロの目標を掲げている。ENEOSは将来的に年間数十万トンのメタノールを供給できる体制を整えることを目指し、海運業界の脱炭素需要を取り込む。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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