福島県大熊町に建設するデータセンターのショールーム(完成イメージ)

大和ハウス工業は6日、福島県大熊町にデータセンターのショールームを開くと発表した。現場で組み立てる小型のデータセンターで、地方への普及が期待される。5月上旬から国内外の企業や研究機関向けに公開する予定だ。大熊町は2011年の東京電力福島第1原子力発電所の事故に伴い、一部地域が帰還困難区域となっており、新たな産業基盤を構築する。

人工知能(AI)開発スタートアップのRUTILEA(ルティリア、京都市)とデータセンター運営のタイズAI(大熊町)と協業する。見学者はデータセンターの中に入り、画像処理半導体(GPU)サーバーなどの設備を見ることができる。データセンターの延べ床面積は約200平方メートルで、7日に建設を始める。

ショールームのデータセンターは主にルティリアが研究開発などで利用するが、他社とも連携できるよう柔軟な運用ができる設計にした。ショールームをAIやデジタル関連産業の新拠点にして、大熊町の復興につなげる。

大和ハウスは24年にコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を立ち上げ、ルティリアへ出資した。ルティリアは大熊町内で複数のデータセンターを運用し、復興を後押ししてきた。

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