アスクルは7日、三井住友銀行などと合計500億円の当座貸し越し契約を締結すると発表した。締結は15日を予定する。サイバー攻撃の影響で売り上げが減少しており、手元資金を確保して販促策などを講じる。

契約期間は15日から2027年1月14日までの1年間。三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行の3行が参加する。調達した資金は同業他社に流出した顧客向けの販促策に活用する。26年5月期の業績に与える影響は軽微とした。

アスクルは25年10月19日にランサムウエア(身代金要求型ウイルス)に感染し、通販サイトを停止した。12月中旬から順次、法人向け通販サイトを復旧しているが手元資金は厳しい。12月度の売上高は88億円と前年同月度比75%減少した。個人向け通販は26年1月に再開予定だが、2カ月以上サービスを停止している。

【関連記事】

  • ・アスクル、12月売上高75%減 サイバー攻撃響く
  • ・アスクル社長が語ったサイバー攻撃の内幕 ロハコは「1月にも再開」
  • ・アスクル、サイバー攻撃での情報漏洩は74万件 侵入に4カ月気づけず
BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。