浜岡原発のデータ不正問題で謝罪した中部電力の勝野哲会長=名古屋市中区で2026年1月8日午前10時41分、川瀬慎一朗撮影

 中部電力が浜岡原発(静岡県御前崎市)の耐震設計の目安となる「基準地震動」を意図的に過小評価した疑いがある問題で、中部電の勝野哲会長は8日、名古屋市内で開かれた中部地方の経済4団体の年頭記者会見で「原子力事業の根幹を揺るがしかねない事態で深刻な問題。心よりおわびします」と陳謝した。

 勝野氏は中部経済連合会の会長として出席した会見で問題について触れ、「第三者委員会に真摯(しんし)に対応し、一歩ずつ信頼回復することに尽きる。それが他の原子力事業者への波及を最小限にとどめていく道だと思う」と述べた。

中部電力本店=名古屋市東区で2025年12月30日、川瀬慎一朗撮影

 その上で、「調査の中で問題を明らかにし、最小限の形で再稼働に向けて進められる形に持っていきたい。そのためにも中部電は説明責任をしっかり果たすことが重要だ」と話した。【川瀬慎一朗】

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