ヤマトHDがインド・ハリヤナ州に建設した倉庫=同社提供

ヤマト運輸を傘下に持つヤマトホールディングス(HD)は8日、インドに新たな物流拠点を開設したと発表した。ヤマトHDの海外拠点では最大規模の面積で、現地の自動車など製造業向けに物流事業を請け負う。インド政府は製造業の振興に力を入れており、部品や製品の輸送・保管を効率化できる点を現地企業に売り込む。

新拠点の名称は「NH8(シドラワリ)ロジスティクスセンター」。延べ床面積は約2万4900平方メートルで、ヤマトHDの海外拠点では最も大きい。インドでは5カ所目の物流拠点だ。北部ハリヤナ州に位置し近くを通る高速道路はムンバイを経由してデリー首都圏と南部のベンガルールを結んでいる。投資額は公表していない。

主な顧客に自動車や電子機器、半導体などの製造業を想定する。必要な部品を生産の進捗に合わせて工場に届ける「ジャストインタイム」の輸送を手掛けるほか、製品の納品や保管にも対応する。

ヤマトHDのインド子会社で社長を務める伊藤大輔氏は8日のオンライン記者会見で「現地の道路でも壊れにくい梱包を施すなど、日本の物流と同レベルの品質を実現する」と説明した。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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