塩野義製薬は8日、既存の抗生物質が効かない薬剤耐性(AMR)感染症治療薬「セフィデロコル」について、中国で製造販売承認を取得したと発表した。すでに日本や欧米など26の国・地域で販売しており、販売は堅調に伸びる。今回の承認を、後発薬の販売が中心だった中国本土で新薬事業を本格的に展開する足がかりにする。

中国子会社を通じて、中国の医薬品規制当局から認可を受けた。海外で実施した国際共同治験と、中国国内の臨床試験の結果をもとに有効性と安全性を確認した。

セフィデロコルの欧米市場での販売で培ったノウハウを生かし、中国でも早期の立ち上げを目指す。塩野義は2030年度までに、中国で新型コロナウイルス治療薬「ソコーバ」など複数の製品の発売を予定する。

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