開業50周年を迎える天神地下街(9日、福岡市)

福岡市中心部の天神にある商業施設「天神地下街」が9月、開業50周年を迎える。運営会社の福岡地下街開発(福岡市)の天本俊明社長は9日の記者会見で「オフィスワーカーや訪日外国人(インバウンド)といった新しい客層の増加にも対応できる店舗構成を考えたい」と語った。

天神地下街は1976年9月10日に開業した。2025年12月時点でアパレルや飲食など146店舗が営業し、1日当たり約20万〜30万人が通行する。25年9月期の店舗売上高は前の期比13%増の225億円で過去最高だった。

記者会見する福岡地下街開発の天本社長(9日、福岡市)

天神ではオフィスビルや商業施設の再開発が進み、九州のインバウンド数は25年に過去最多を更新した。天本社長は「地元民に愛されることはもちろん、多様なニーズに応えて街にとって不可欠な魅力ある施設として進化を続ける」と話した。

開業50年を記念し、天神地下街を象徴するステンドグラスの図柄をあしらった限定のしおりを配布する。同施設のアプリ「てんちかポイントアプリ」利用者を対象に、2月2日までに計5000枚を配る。

天神地下街で配布する限定デザインのしおり(9日、福岡市)

26年9月期の店舗売上高は前期比2%増の約230億円を見込む。一部店舗の入れ替えで改装期間に入る影響を考慮し、伸び率が鈍化する。

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