三菱自動車は27日、加藤隆雄社長がオンラインで記者会見し、今年度1年間の業績見通しを修正したと明らかにしました。
それによりますと、売り上げは前回発表した2兆9500億円から2兆8600億円に、営業利益は1000億円から700億円にそれぞれ下方修正しました。
また、最終的な利益についても400億円から100億円に変更したとしています。
会社では、アメリカのトランプ政権による関税措置の影響額が膨らむと見込まれることや、各国での競争激化による販売台数の減少が予想されることなどが要因だと説明しています。
加藤社長はオンラインでの会見で、「自動車業界全体の競争が激しくなっていて、アメリカの関税が15%になってもここしばらくは厳しい状況が続くと思う。新型車の投入をてこにして乗り切っていきたい」と述べました。
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