▼ブルーワーカー オフィスワークが中心の事務職や営業職などをホワイトカラーと呼ぶのに対し、建設業や製造業などの生産現場で働く労働者を主に指す。トラックやタクシーの運転手など運輸・交通系の現場従事者も含まれる。

デジタル化やロボット化に対応しづらく、人材の需要は高い。一方、大学進学率の上昇に伴いホワイトカラー職種を選ぶ若い世代が増え、就業者数は減っている。日本建設業連合会によると建設現場で働く技能者は2024年までの10年で12%減った。

ブルーワーカーの賃金上昇率は米国の方が高い。米労働統計局によると、大工の年収中央値は24年に5万9310ドル(936万円)で20年に比べ20%増えた。日本の所定内給与(12%増)の伸び率を上回る。インディードのシンクタンク「Indeed Hiring Lab」の青木雄介エコノミストは「米国は労働力を含む生産コストを価格転嫁することが浸透し、賃金上昇と連動して物価も上昇する。日本は価格転嫁しづらいため賃上げ比率は物価上昇率より低くなりがちだ」と指摘する。

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