
JR東海はリニア中央新幹線のトンネル工事で地下水位が低下した岐阜県瑞浪市の大湫(おおくて)地区に井戸を設置した。もともと地域で利用されていた井戸水が、工事を受けて枯渇したため。応急措置として上水道を整備していたが、井戸水を生活用水として継続使用する要望があり代替水源として新たに設置した。
井戸は2月上旬までに使用を始める予定。10日に住民向けの説明会を開き18人が参加した。住民からはJR東海の対応を評価する声がある一方で、トンネル工事がもたらす影響などについてさらに説明すべきだとの意見も上がった。
同地区のトンネル工事では湧水が発生し、JR東海は2024年5月に掘削を中断した。対策として薬液の注入を進めてきたが、同様の工法を取り入れていた鹿児島県のトンネルで天井や壁が崩落する事故が発生したのを受け、最終工程の実施を取りやめている。
JR東海は「今後も水資源の確保について、きめ細かくコミュニケーションを取りながら真摯に対応していく」としている。
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