
「金の蔵」などの居酒屋チェーンを運営するSANKO MARKETING FOODS(サンコーマーケティングフーズ)は27日、今春から展開しているすし業態「まめたい寿司」の3店舗目を東京都町田市にオープンした。一貫100円台から提供する値ごろ感のあるすしのほか、おでんなどもそろえた。客単価は3000円ほどで、近隣のファミリー層などの利用を見込む。
「まめたい寿司 南町田店」では漁港直送の鮮魚を使った「伊豆のシマ寿司 三種」(748円)や自社工場で製造したさつま揚げ「伊豆のごつ揚げ」(528円)など高品質のメニューをそろえている。子ども連れのために「おこさまプレート」(おもちゃ付き)も用意している。
まめたい寿司では川崎市と東京都新宿区に次ぐ3カ所目の店舗。町田市は主要顧客層とするファミリーや女性が近隣に多く住んでいる。郊外における店舗運営のノウハウを蓄積する狙いもある。2026年6月期中にさらに3つの新店を出す計画だ。
同社は「金の蔵」「アカマル屋」など居酒屋業態で約60店舗を運営する。新型コロナウイルス禍で店舗を縮小するなど苦境にあったが、新業態などを通じて出店攻勢に転じる。
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