
流通や外食、繊維などの労働組合が加盟するUAゼンセンは19日、2026年の春季労使交渉での部門別の要求方針を固めた。スーパーや百貨店などが加盟する流通部門では、パート時給を8%以上、金額ベースで90円以上の引き上げを求める。23日に開く部門評議員会で正式に決める。物価高で実質賃金が目減りするなか、格差の是正を図る。
UAゼンセンは2136組合が加盟し、約194万人の組合員を抱える国内最大の産業別労働組合。パートなど短時間労働の組合員が約6割を占める。流通部門に属する組合員は約118万人と部門別で最も多い。
外食やホテルなどの総合サービス部門では、パート時給で制度昇給分を含めて7%、金額ベースで85円を基準に引き上げることを求める。
25年12月にまとめた全体の要求案では、正社員とパートなどを合わせた全体の賃上げ目標を6%とする方針を掲げた。全体の要求案は26年1月22日に開く中央委員会で正式決定する。
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