1号機の建屋上部を大型カバーで覆った=東電HD提供

東京電力ホールディングス(HD)は19日、福島第1原子力発電所1号機で建屋の上部を覆う大型カバーを設置したと発表した。予定通り2027年度にも建屋内のプールに残る使用済み核燃料の取り出しに着手する。カバー設置で回収作業中の放射性物質の飛散や建屋内への雨水の流入を防ぐ。

1号機のプールには使用済み核燃料と未使用の燃料が計392本ある。11年の東日本大震災の際に水素爆発を起こし、建屋上部には現在も大量のがれきが散乱している。燃料回収に向けて4月にも、がれきの撤去を始める。

核燃料は発電後も高い熱を出すため、通常は建屋内のプールで冷却する。福島第1原発では事故後に使用済み核燃料の取り出しを進め、これまでに3号機と4号機で回収を終えた。2号機については6月までに作業を開始する。

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