
タリーズコーヒージャパン(東京・新宿)は20日、コーヒー豆の焙煎(ばいせん)機を設置した相模原市の新店舗を報道陣に公開した。同社が店内に焙煎機を導入するのは初めて。1日5回程度と少量ずつ焙煎し、香り高いコーヒーを提供する。今後焙煎機を設置したタリーズ店舗を増やしていく方針だ。
23日に「タリーズコーヒー ロースター相模大野中央公園店」を開く。カフェチェーンではスターバックスコーヒージャパン(東京・品川)が店内に焙煎機を設置した店を持つが、 タリーズが導入するのは初となる。
店舗には焙煎の専門スタッフが常駐する。1回あたり2キロ、1日5回程度に分けて焙煎する。豆の状態や品種に合った温度と時間で少量ずつ焙煎することで、コーヒーの持つ味わいを最大限引き出せるという。焙煎したコーヒー豆は7日間寝かせ、風味をまろやかにする。

店内メニューには焙煎した豆を使う。メニューの価格は通常店舗と同じとした。新店舗のみで扱う6種類のコーヒー豆を使ったコーヒーも販売する。例えば「スペシャルドリップ」(880円)は、ペルー産とコスタリカ産の希少な2種類の豆からどちらかを選ぶことができる。
これまで同社の国内工場で機械が行っていた「不良豆」と呼ばれるカビが生えたり割れたりしているコーヒー豆の除去作業も新店舗では手作業で行う。手作業で取り除くことで不良豆がより混ざりにくく、雑味が抑えられて豆本来の風味をより高めることができるという。
タリーズの内山修二社長は「ファミリー層など新たな顧客を取り込みたい。(コーヒーの知識を教える)コーヒースクールなど来店客との交流にも店内焙煎を活用していく」と話す。
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