画像認識を使った鑑定サービスを手掛けるGAZIRU(ガジル、東京・世田谷)は20日、人工知能(AI)による画像認識で不良品を検出するサービスを始めたと発表した。価格は、利用企業のサーバーに導入するオンプレミス(自社保有)版が500万円から。別途初期導入費用と保守費用がかかる。
サービスの名称は「GAZIRU.eye(ガジルアイ)」。正常な製品の画像を数十枚程度学習させると不良品を検出できる。学習に必要な画像の枚数を抑え、多品種少量生産に対応する。自動車部品や電子部品、食品などを製造する企業の利用を想定している。
製品の外観画像だけでなく、超音波で製品内部の構造を調べる非破壊検査の検査結果の画像などからも不良品を検出できる。AIの推論にかかる時間は1秒程度で、テスト用のデータセットでは95%以上の精度を確認した。
また同社の個体識別サービスと組み合わせることで、検査結果を個体レベルで追跡することも可能だ。「どの製品に、いつ、どのような異常があったか」を記録・管理できる。
ガジルはNECの技術をスピンアウトして2020年に設立した。
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