
三菱電機傘下の三菱電機ビルソリューションズは21日、家庭用エレベーターを手がける三菱日立ホームエレベーター(岐阜県美濃市)を完全子会社化すると発表した。2026年4〜6月期をめどに日立製作所が保有する株式を取得する。高層ビル向けのエレベーターと共通する部品を一括調達し、コスト削減につなげる。
三菱日立ホームエレベーターは三菱電機と日立の折半出資で2000年に設立した。家庭用など定員が3人ほどの小型機を中心に開発から取り付けまで手がける。株式取得額は非開示としている。
三菱電機は製品ラインアップ拡充による調達コスト削減のほか、既設のホームエレベーターが更新期を迎えるのに伴い発生する需要の取り込みを狙う。三菱電機は高齢化や単身世帯の増加で、老人福祉施設や賃貸住宅向けの小型エレベーターの需要も伸びるとみている。日本エレベーター協会によると、24年度の家庭用を含む小型エレベーターの新設設置台数は約4400台だった。
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