
アクティビスト(物言う株主)として知られる村上世彰氏の長女の野村絢氏が、高島屋の株式と新株予約権付社債(転換社債=CB)を共同保有分と合わせて8.22%まで買い増したことが22日、分かった。旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンス(東京・渋谷)が同日、関東財務局に変更報告書を提出した。前回の報告書では7.68%だった。
シティインデックスイレブンスは同社が保有する高島屋CB全てについて、高島屋が実施した買い入れに応募したことも明らかにした。2月26日に決済を予定する。これにより村上氏らによる共同保有比率は下がる可能性がある。
高島屋は6日、2028年満期のユーロ円建てCB600億円を全て買い入れ消却すると発表した。CBが株式に転換され希薄化が進むとの市場の懸念が株価の上値を抑えているとの指摘が出ていた。CBの買い入れ消却の背景にはアクティビストの存在もあったとみられる。高島屋株は22日終値が1907円と25年末比で16%高い。

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