
テルモは22日、下肢動脈の血管内治療用カテーテルを国内で4月に発売すると発表した。先端に付けた風船の表面に薬剤が塗られ、治療後に血管が再び狭くなることを防ぐ。手首から挿入する手技にも対応し、患者の身体的な負担の抑制も期待できる。
新製品「Kanshas(カンシャス)」は、太ももから膝にかけての血管が狭まって血流が悪くなる下肢動脈疾患を治療するために使う。カテーテルの先の風船を膨らませて狭まった血管を広げつつ、再狭窄(きょうさく)を抑える薬剤を内側から塗ることができる。希望小売価格は1本あたり税別で19万2000円。
カテーテルの長さは2メートルで、手首から挿入して治療する「ラディアル手技」に対応する。足の付け根から挿入するよりも術後の安静時間を短くできる。患部に届くまでに薬剤がはがれ落ちないよう工夫を施したという。
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