米銀キャピタル・ワンは法人事業の強化を狙う=ロイター

【ニューヨーク=佐藤璃子】米銀キャピタル・ワン・ファイナンシャルは22日、フィンテックの米ブレックスを買収することで合意したと発表した。買収総額は51億5000万ドル(約8160億円)。法人カードの発行に強みを持つブレックスの買収を通じ、法人顧客を対象とした事業規模の拡大を狙う。

キャピタル・ワンは総資産額で全米6位(2025年9月時点)。オンラインバンキングに強く、クレジットカードの発行主体として米国有数の規模がある。ブレックスは法人カードの発行や経費管理のためのプラットフォームを提供する。

キャピタル・ワンの幹部陣は、22日に開かれた同社の決算会見で「ブレックスは中小企業向けのカード事業や銀行事業、旅行事業といった当社の成長事業を強化する要素をもたらす」と説明した。26年半ばに取引の完了を予定している。

キャピタル・ワンが同日発表した25年10〜12月期決算では、売上高が前年同期比53%増の155億8300万ドル、純利益が同95%増の21億3400万ドルだった。1株当たり利益(EPS)は3.86ドルと、市場予想(4.14ドル)を下回った。同社株は時間外取引で下落した。

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