三井住友銀行は全国の自治体によるニュータウンのピッチイベントを催した(23日、大阪市)

三井住友銀行は23日、自治体がニュータウンで実施する取り組みや課題を発信するピッチイベントを大阪市内で開いた。全国9つのニュータウンの関係者が登壇した。急速な少子高齢化や建築物の老朽化といった課題の解決策を探る場とし、イベントに参加した民間企業との連携を図るマッチングを促した。

ピッチイベントではニュータウンを抱える自治体が登壇し、まちづくりにおける取り組みや課題を紹介。課題解決に取り組む外部パートナーを探るべく民間企業に呼びかけた。例えば大阪府豊中市と吹田市にまたがる千里ニュータウンでは、千里中央地区の再整備や小型車両による域内移動サービスなどに対する提案や連携を募った。

集合住宅などが立ち並ぶ千里ニュータウン

このほか、泉北ニュータウン(堺市など)や西神ニュータウン(神戸市)、多摩ニュータウン(東京都)、高蔵寺ニュータウン(愛知県)などの担当者が登壇。にぎわい創出や子育て世帯の来訪促進といった取り組みを紹介した。

オンラインでの視聴も含め、イベントには300人超が参加した。大阪市内の会場では大企業から新興企業まで約100社の担当者らが耳を傾けた。イベントの後半では各ニュータウンと企業の関係者らが個別に相談できるマッチングの機会も設けた。

イベントを企画した三井住友銀行の担当者は「全国各地のニュータウンを集めた企業との大規模なマッチングイベントは珍しい」とした上で、イベントの開催による自治体と民間企業との連携を通じて「社会課題の解決や円滑な再開発の促進につながれば」と話した。

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