アクティビスト(物言う株主)として知られる村上世彰氏の長女の野村絢氏が、不動産投資信託(REIT)のサンケイリアルエステート(SRE)投資法人の持ち分を共同保有分と合わせて7.36%取得したことが23日、わかった。同社はフジ・メディア・ホールディングス(HD、FMH)関連のREITで、6日には非公開化の準備に入ると公表していた。
旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンス(東京・渋谷)が23日、関東財務局に大量保有報告を提出した。野村絢氏が発行済み投資口の5.72%、投資事業などを手掛けるATRA(東京・渋谷)が同1.63%を保有した。経営陣への助言や「重要提案行為」などを目的としている。
SREはFMH傘下のサンケイビル(東京・千代田)系列のREIT。6日には不動産事業を手掛けるトーセイグループの陣営が583億円でSRE投資法人を買い付けて非公開化を目指すと発表していた。
村上氏の陣営はFMHに対して、サンケイビルをはじめFMHの不動産事業について売却やスピンオフ(分離)など再編を求めている。7日にはFMH側が同陣営からサンケイビルの買収提案を検討しているとの表明を受けたと明らかにしていた。
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