明治安田生命は社員が出向する4代理店で39件の情報持ち出しがあったと発表した

明治安田生命保険は26日、銀行などへの出向者による不適切な情報持ち出しが代理店4社で計39件あったと発表した。2025年8月から実施してきた調査が完了し判明した。現時点で代理店側からは、不正競争防止法上の問題があったとの指摘はないという。

調査期間は21年4月から25年7月で、代理店への出向者や明治安田生命側の担当者を対象に調査した。アンケート調査のほか電子メールなどのデジタルフォレンジック(電子鑑識)などを実施した。

明治安田生命は、出向者や担当者の情報管理に関する知識不足やコンプライアンス意識の不足が原因だと分析した。本社側の担当者に出向者との接触内容の報告を徹底するなどして再発防止に努める。3月末をめどに、営業目的の出向を全廃する方針だ。

生命保険業界では25年7月、日本生命保険から三菱UFJ銀行への出向者が内部情報を無断で持ち出していたことが判明した。その後の調査でグループ全体で約1500件超の情報持ち出しがあったことが確認されたほか、第一生命保険でも計27の代理店で不適切な持ち出しがあった。各社が自社でも同様の事案がなかったか調査を進めていた。

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