鴻池運輸は26日、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構、茨城県つくば市)が設立したベンチャー企業の農研植物病院(同市)に出資すると発表した。出資額は非公表。農研植物病院は輸出する農林水産物の検疫業務を手がける。鴻池運輸が自社の物流ノウハウを提供することで検疫のスピードや性能の向上につなげる。

鴻池運輸は「持続可能な農業の新たなサプライチェーン(供給網)構築を推進する」としている。農研植物病院が取り組む病害虫検査の技術開発や、残留農薬の分析などでの連携も検討する。政府は2030年に農林水産物や食品の輸出額を5兆円に増やす目標を掲げており、農産品を安全に海外へ送るための体制整備が求められている。

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